『素心のすすめ』(池田繁美著/モラロジー研究所)を読みました。
以前からおすすめいただいていた書籍ですが、何だか今の自分の感覚とすごくマッチしているので、こういう本が必要だったんだな、と思い読みました。
素心とは、素直な心のこと。
素直な心とは、ものごとをありのまま受け入れることができる状態を言います。
人生に起こることを、誰のせいにもせず、言い訳せず、自我の意識、業の意識を超えてありのまま受け入れていく。
こんなことが実現されたら、すごくシンプルに生きられると感じます。
この中でひとつ、とても心に残った一節がありました。
『個性と未熟さ』というお話です。
著者は気性が激しく、短気な性格をしていたそうです。
それを個性だと捉えていましたが、あることがきっかけで、それは単に人間として未熟だっただけだ、ということに気がつきました。
個性と未熟さをはき違えてはならない、と著者は言います。
人とは違う何らかの特性を生かして人さまの役に立つ生き方。それを『個性的な生き方』というそうです。
気が短い、気性が激しいということは、単なる『わがまま』で個性とは呼べない、と書かれていました。
もっともだと感じました。
自身で認める強みがあったとしても、それが社会でなんの役にも立っていないのであれば、それは本当にもったいないことです。
強みや個性だと感じるのであれば、それを生かす方法を考えなければならいないと思います。
それが社会の一員になる、ということなのではないでしょうか。
