『パラドックス13』(東野圭吾著/講談社文庫)を読みました。
話は、突如、世の中から自分以外の人間が消えてしまうという、異常な超常現象が起きるところから始まります。
主人公は、なんとか見つけ出した生存者とともに、襲いかかる天変地異に立ち向かっていきます。
私はこの著者が大好きなので、だいたいの著書を読んでいますが、今回のようなSF調の話は初めて読みました。
東野さんは本当に人間の本質をよく理解されているのだな、と改めて感じます。
極限の状況が、文明を持っていた人間をただの『ヒト』に戻してしまいます。
そのとき感じる、人間の非力さと強さに触れさせてもらった気がします。
素晴らしい本でした。
